家族が増えて資産設計を考え直す

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近年、子供を産むという選択肢を選ぶ人が減っています。

結婚自体もしたいと考える若い人はどんどん減っていっています。

多様性が叫ばれる昨今、子供を産みましょう!と言いにくくなっていることも1つの要因かと思います。

かくいう私も40代になるまでそれほど子供が欲しいとは思っていませんでした。

妻に出会い、家族で暮らすという生活に憧れをもつようになりました。

そして今年、子供を授かることができました。

とてもとても嬉しい気持ちの反面、将来これからの暮らし方、お金のことで再考する必要もでてきました。

目次

独身なら40代FIREはとても現実的

経済的に独立し、会社に縛られない生活を指すFIREは、25歳から働き始めて20年くらいになる40代で実現することは現実的な話です。

月15万円を20年間、年利4%で積み立てると5000万円になります。

就職初月から15万を投資に回すのは難しいでしょうが、昇給やボーナスと合わせて増やしていけば無理な数字ではありません。

独身で月15万の生活費で暮らせるなら、5000万あればFIREできることになります。

私は40歳までは仕事でバリバリ働き、40代になってからは仕事量をセーブ、より楽しかったり、より人の役に立つような仕事をしたいと考えてきました。

子供が生まれてもFIREは可能か?

子供がいたら、独身時代と同じ資産ではFIREは難しいでしょう。

子供一人育てるのに通算2000万円は必要と言われています。

子供がいるということは夫婦がいるわけで、家族人数が増えると月の生活費も増えます。

夫婦共働きで収入は増えるので、資産の貯め方がかわってきます。

現在、私の家庭の出費は月30万ほどです。これには約10万の住宅ローンを含みます。

単純にこれの25倍だと、7,500万になります。これでFIRE可能でしょうか?

これだけでは不可でしょう。

子供はまだ7歳と0歳で、生活費に跳ね返る費用は大きくありません。

高校生・大学生となって、食費などが大きくなり、何より教育費がかかってきたら急に高額になってくるでしょう。

子供一人2,000万と言いながら、高校・大学でその大半が必要になってくるのです。

詳細なシミュレーションは別途必要ですが、7,500万+1,000万(一人目教育費)+1,000万(二人目教育費)で9,500万くらいは必要でしょう。

資産1億を目標に

資産を増やのに重要なのは年収ではありません、貯蓄率です。

いくら年収が高くても毎月多くの支出をしていてはいつまでたってもFIREできません。

支出を最適化し、貯蓄率50%を維持できればかってに資産はつみあがっていきます。

新たな家族構成になり、1億を目標にFIREを目指したいと思います。

育児休暇を境にセカンドキャリアを考える

今後は夫婦ともに仕事時間をセーブし、家族との時間を多く確保したいと考えています。

収入としては、夫10万、妻10万、配当収入15万を目指します。

今は家庭内で快適に過ごせるスキルを向上させたいと考えています。

料理だったり、掃除・洗濯だったり。当然育児だったり。

これらのスキルは支出を減らすという面でも大きな武器になりますし、何よりQOL(Quolity of Life)の向上に役立ちます。

セカンドキャリアとは、自分が生きたい・ありたいと思う姿を実現すること。

人生後半戦は家族での幸せを求めていきたいと思います。

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