こんにちは、ひろちゃん@育休中 です。
資産形成は難しくないよ。大儲けしようとしなければ大損もしない。
資産形成を考える人に向け、投資の基本的な考え方を説明します。
- お金を増やしたいけどやり方がわからない
- やりたくない仕事をやめて好きな仕事だけしたい
- 投資用語とか難しいことはわからない
私は会社に入って猛烈に仕事をしてきたタイプです。
でもふと思う時があります。
こんな仕事ばっかりの人生ええんやろか。。。
もっと家族との時間を大切にしたり、もっと好きなことをやって毎日を過ごしたい。
毎週日曜の夕方くらいから憂鬱な時間を過ごしたくない。
でも仕事して給料もらわないと生きていけない(泣)
…こんなことを思っていました。
今は違います。
それは投資を始めて、金銭的に余裕ができたから。
金銭的な余裕ができると、心の余裕が生まれ、時間の余裕が生まれます。
いつ仕事やめてもいいって思えると楽!
この記事を読んでくださっている方にも同じように金銭的な余裕をもって
毎日を幸せに過ごせるようになってもらえると本望です。
誰でも投資を始められるよう、丁寧に説明していきますね。
投資のゴールを設定する
一番大切なことを言います。
「投資のゴール」を設定しましょう。
投資のゴールとは、「いつまで」に「いくら」必要かを決めることです。
お金はあればあるだけ良いかもしれません。
ですが、投資でお金を増やすためには時間も必要になります。
せっかくお金を貯めたのに、使うころには体も動かないとなったら本末転倒です。
結婚するかしないか、子供何人とかわからんけど、大体の感じでええんや。
私も当時はいつまでにいくら必要か把握していませんでしたが、経済的自由をつかむためにはやはりこれでしょう。
資産収入>生活費
私の場合は、生活費が月に25万円で年300万円。
利回り4%とすると7,500万円(つまり7,500万円あれば、毎年300万円くらい資産収入を得られるということ)。
ということで7,500万円をゴールに設定しています。
毎月積み立て可能な金額を算出する
ゴールを設定したら、次は毎月の積立可能額を算出します。
家計簿をつけていない人はまずそこからですね。
毎月の給料が30万円で、毎月の支出が25万円の人は積み立て可能額は5万円です。
この時点で 毎月の収入<毎月の支出 になっている人は家計改善が必要です!
お金が貯まらないと言っている人はほぼ間違いなくコレです。
ボーナスで生活費を補填している人は要注意。
カードで買い物して、月の収入以上に支出してしまうとお金は貯まりませんし増えません!
投資や貯金で一番重要なのは貯蓄率です。
どれだけ稼いでいても全部使っていては貯まりません。
逆に言うと月に15万円の収入でも、支出を10万円に抑えれば毎月5万円の貯金が可能です。
みんなの貯金・投資額はどれくらい?
ちょっとここでみんながどれくらい貯金してるかみてみましょう。
年齢や家族構成、仕事など色々な要素があり平均化は難しいです。
〜34歳 | 35〜39 | 40〜44 | 45〜49 | 50〜54 | |
収入 | 361,161 | 419,368 | 457,136 | 486,259 | 534,024 |
消費支出 | 256,532 | 275,366 | 294,732 | 351,168 | 388,543 |
非消費支出 | 80,548 | 102,785 | 126,470 | 139,156 | 167,180 |
収入-支出 | 24,081 | 41,217 | 35,934 | -4,065 | -21,699 |
総務省統計局 家計調査報告(2022年)
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html#nen
4人世帯(有業者1人)で世帯主が40歳〜44歳の場合をみてみますと、収入から支出をひいた金額が35,934円でした。
収入はボーナスを除いて、毎月の給料です。副収入なども含めていません。
想像よりかなり少ない金額だったのではないでしょうか?
45歳以上の世帯では単月では赤字ということになります。
少ない手取りで資産を築くには、投資したり副業したりしないといけないなぁ
投資商品を選択する
続いて投資商品を選択します。
何に投資するか?
はっきり言って一番儲かるものなんてのはありません。
そんなものがあれば銀行とか潰れてしまうよな
では何を選択するべきかというと、リスクが低くそれなりに利回りの高い商品です。
投資の基本は長期・分散・積立です。
投資の素人が銘柄選別などできませんので、しっかりと投資銘柄を分散させて、定期的に積み立てるようにしましょう。
全世界の株式に分散投資ができるインデックスのオールカントリーや
アメリカのS&P500に連動した投資信託が人気です。
我が家の投資商品は大部分が上の2つの投資商品です
ゴールまでの年数を計算する
毎月の貯蓄額が決まり、投資商品を決めたら、年数を算出できます。
こちらの金融庁積み立てシミュレータで年数を算出しましょう。
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html
毎月5万円投資すれば、12年で1,000万円です!(年利4%で計算)
年利は投資商品によって変わります。
もっと早くお金を貯めたい!ということであれば積み立て額を増やすか、利回りをあげる必要があります。
いつまでにいくら必要かは、みんなぞれぞれのライフプランがあるから
ゴールを設定するのが一番重要です。
ほったらかし投資の仕組みをつくる
「毎月5万円を貯金すると決めたけど、今月は旅行に行くから3万円にしよう!」
みたいにしてしまった経験はありませんか?
せっかく立てた投資計画で、思ったように資産が増えない人にありがちです。
投資にせよ貯金にせよ、重要なのは「仕組み化」です。
毎月残った金額を投資にあてるのではなく、自動で投資する設定にし、残ったお金で生活しましょう。
私は住信SBI銀行とSBI証券を使って投資の仕組み化を行なっています。
簡単に図解するとこんな感じです。
私は毎月6万円を投資に回しています。
ポイントは3点あります。
- 給与口座から住信SBI銀行へ定額自動入金
- 住信SBI銀行でハイブリッド口座へ定額自動振替
- SBI証券で定額自動積立
これらの3つの自動化により、ほったらかし投資のできあがり!
一度仕組み化してしまえば、あとはほったらかしなのでめっちゃ楽です。
ほったらかし投資のメリットとデメリット
私が実際にほったらかし投資をやっていて、実感しているメリットがいくつかあります。
デメリットとあわせてお伝えします。
メリット
デメリット
- 無駄遣いが減る
- 株式売買のストレスがない
- 生活レベルが上がらない
- 投資リターンが大幅には増えない
- 資産形成に時間がかかる
- 株主優待など個別株の楽しみを感じられない
○無駄遣いが減る
毎月先に投資資金が天引きされるので、無駄遣いのお金が減ります。
必要なものを購入するだけの資金しか手元に残りませんので、そのお金でやりくりする習慣がつきます。
○株式売買のストレスがない
株式売買は大きな心的ストレスがかかります。
安い時に買って、高い時に売る。
言うのは簡単ですが、実際にやるのは難しいです。
時には大きな損を抱えた株式を売る必要もでてきます。
タイミングを図ることが必要になってくるので、自動積立のストレスのなさは大きなメリットだと感じます。
○生活レベルが上がらない
これは価値観によって賛否あるかと思います。
私は給料があがっても、支出を増やしてはきませんでした。
つまり生活レベルをおさえたまま、給料の増加分は投資の増加分としてきました。
生活レベルを上げないというのは、資産形成の面では大きなメリットです。
普段スーパーで98円の食パンを食べてる人と、デパートの398円のパンを食べている人では
給与が同じなら資産形成のスピードは大きく変わってきます。
一度デパートのパンを普段から食べてしまうとスーパーのパンに戻れなくなる(かもしれない)ので、
生活レベルを上げないというのは、幸せのハードルを低く維持できるという考え方ができると思います。
生活レベル上げるのは簡単やけど、下げるのは難しいぞ!
×投資リターンが大幅には増えない
投資においてリスクとリターンは表裏一体です。
リターンの大きな商品は同じく損をする確率も高いということ。
積立投資に向いているインデックスは飛び抜けてリターンが高いというものではありません。
急に10倍になるということもありません。
そういう意味では急に資産が増えないというデメリットはあるでしょう。
×資産形成に時間がかかる
そもそも資産形成は長期・分散・積立が基本です。
インデックス投資でも、10〜20年スパンで資産形成を考える必要があります。
1年間で資産を倍にしたい!という願いはおそらく叶えられないでしょう。
×株主優待など個別株の楽しみを感じられない
マクドナルドやCoCo壱などさまざまな企業に株主優待制度があります。
インデックス投資ではそういった株主優待はありません。
好きな会社に投資するといったこともできませんので、
応援したい会社やよくいくお店の企業に投資したいという人には向かないと思います。
まとめ
資産形成は長期・分散・積立が大切です。
投資の知識がない、もしくは少ない人でもできるほったらかし投資はとてもおすすめの投資方法です。
始めるのはいつからでも遅くありません。
しっかりとゴールを定め、資産形成をはじめてみてください。
家計改善・投資に関して、ご相談などあればお気軽に問い合わせフォームよりお問い合わせください。
コメント