我が家にあるipad miniは2015年9月に発売されたipad mini4です。
このipad miniのバッテリーを自分で交換したので、そのやり方を説明したいと思います。
- ipad miniのバッテリーがもたなくて困っている
- ipad miniのバッテリー交換を自分でしたい
- ipad miniのバッテリー交換費用を安く抑えたい
結論から言うと、自分で十分バッテリー交換可能なので、ぜひ挑戦してみてください。
iPad mini 4のバッテリー容量と状況
iPhoneであれば”バッテリー”というアプリで最大容量がわかります。
つまり、新品時点の100%からどれだけ劣化しているのかがわかります。
アップルのApple care+なんかでは80%未満になると無償で交換してもらえます。
残念なことにiPadにはバッテリーアプリがなく、どれだけ劣化しているか数値ではわかりません。
なので、実際に使ってみての体感になります。
私のiPad mini4の場合は、もう電源ケーブルを抜いたら1分もたずにプチっと画面が消えてしまいます。
その後電源ボタンをおして起動するも、バッテリー不足のアイコンがでて動かない。。
つまり電源ケーブルを接続しながらでないと使えない状態になってしまったのです。
iPad miniのバッテリー交換費用
Appleでバッテリーを交換すると費用はなんと¥20,800かかります。
たけぇ、、
街のApple製品修理屋さんに聞いてみると¥17,000と言われました。
それでもたけぇ、、
これで私は自分でバッテリー交換することを決意しました。
iPad miniのバッテリー交換方法
私のiPad miniはiPad mini 4 Wi-Fiモデルですが、どれも同じ手順で交換可能です。
それでは手順を説明していきます。
まずは必要なものを準備します。
購入する必要があるのはバッテリーと接着剤の2つです。
バッテリーはお使いのipad miniの型番に合わせて用意してください。
どれもiPad miniを分解するためのツールがついていて安心です。
- iPad mini 初代
モデル(A1432, A1454,A1455)
- iPad mini 第二世代
モデル(A1599, A1600, A1601)
- iPad mini 3
モデル(A1599, A1600, A1601)
- iPad mini 4
モデル(A1538, A1550, A1546)
- iPad mini 5
モデル(A2133, A2124, A2126)
- iPad mini 6
モデル(A2567, A2568, A2569)
B-7000
もう一つ必要なのがドライヤーです。
家庭用のヘアドライヤーでOKです。
我が家にあったのは1,200Wの普通のドライヤーです。
実際に届いたバッテリーはこちら。
見た目は味気ないですが、ちゃんとしたものです。(取扱説明書は役にたちませんが。。)
ちゃんとiPad mini の電源をきってからやりましょうね。
まずはガラス面を剥がします。
まずはと言いましたが、これができればバッテリー交換の70%が終わったと言っても過言ではありません。
最初にして最大の難関がここです。
ガラス面の端に接着剤が塗られていますので、それらを温めます。
こんな感じです。
最初はちょっとずつ温めては開けられるか確かめていたのですが、ちょっとやそっとでは開きません。
強さを「強」にして、本体と2cmくらいあけて約2分温めると接着剤が剥がれてきました。
※気温や室温に左右されると思いますので目安として考えてください。
剥がれるかどうかはバッテリーセットに付属の吸盤を使って確かめます。
吸盤はけっこう強力ですが、金属の輪っか(引っ張るところ)が細くて弱いです。
私はこのように付属のドライバーを穴に入れてテコにして使用しました。
少しガラス面が浮くようになったら、吸盤を引っ張りつつピックを差し込みます。
ここから上の方(インカメラ方向)にスライドさせ、2本目のピックもさします。
次は上方向も同じように温めつつガラス面をひらいていきます。
付属のテコも使いながらちょっとずつ開いていきます。
これくらい開けばあとちょっとです。
向かって右側も同じように温めて開いていけば全体が開きます。
ホームボタンのある下側にディスプレイと本体のコネクタがあるので慎重に。
次は付属のドライバーでネジを4本外します。
赤丸の4つです。
ここで注意、このネジびびるほど小さくて短いです。
くしゃみで飛んでいきそうなくらいですので、無くさないように注意です。
4本のネジをはずせば、コネクタの保護カバーが外れます。
次にコネクタを2つ外します。
赤四角の2つです。付属のテコを使って外しましょう。
少し力をいれれば簡単に外れます。
これで本体とディスプレイが外れました。
次はバッテリーを外します。
まずはコネクタをディスプレイ同様にはずします。
バッテリーも接着剤でくっついているので、ドライヤーで温めて接着剤を溶かします。
本体の裏側からドライヤーをあてていきます。
こちらもガラス面と同じくらいの時間あてる必要があります。
バッテリーの隙間にテコを差し込んではずします。
こちらもなかなか強力に接着されていました。
こんな感じで接着剤が塗られているので、これに沿って温めると効率的です。
ここまできたらもう一安心です。
新しいバッテリーの貼り付け位置を確認してから、シールを剥がしてバッテリーを貼り付けます。
コネクタを接続するのを忘れずに!
あとは逆の手順でディスプレイを被せます。
ディスプレイのコネクタを接続したらガラス面を被せる前に電源を入れてチェックしておきましょう。
チェックOKなら一安心。
電源を切っておきましょう。
ディスプレイの縁の部分に接着剤をつけて被せてください。
生き返ったiPad miniの電源をオン!
充電状況を確かめて、満充電しておきましょう。
私はこのあと、10%くらいまで使用して満充電してというのを2回ほど繰り返しました。
元々1分ももたなかったiPad mini が1日中使える!
めっちゃうれしいです。
本を読むにはiPadはでかいしiPhoneは小さい。
iPad mini が一番いいサイズなんですよね〜。
まとめ
iPad miniのバッテリーを自分で交換してみて、意外といけるなと思いました。
費用も3,000円くらいですみましたし愛着のあるiPad mini4が復活してめっちゃうれしいです。
今回は手探りだったので、ガラス面を外すのに時間がかかりましたが、コツをつかめば大丈夫。
こちらの記事を参考にしてもらえば、格安でバッテリー交換できると思います。
ぜひトライしてみてください!
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