こんにちは、ひろちゃん@育休中 です。
子供向けの学習教材はさまざまな種類がありますが、先日探究型の学習教材を使わせていただく機会がありました。
我が家の小3息子と一緒に取り組んだところ、思っていた以上に楽しかったので共有します。
「調べるひろがる探究講座」とは?
Z会グループから以下のプレスリリースがでています。
ブリタニカ・ジャパン株式会社と株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社である株式会社Z会が、2023年度「調べるひろがる探究講座 3・4・5・6年生」(以下、「調べるひろがる探究講座」)の申込受付を2023年4月10日に開始しました。
「調べるひろがる探究講座」は、ブリタニカのオンライン百科事典とZ会の通信教育を組み合わせた、小学生のための新しい探究型学習講座です。
各学年に応じたテーマに取り組みながら、めざす情報を自分で見つけ出す経験を通じて、お子様の「探究力」を引き出します。自分のやりたいことを見つけ、信頼できる情報を集め分析し、表現・発表する力=「探究力」は、将来お子さまが自らの進む道を考える際に必須の力です。
本講座では、探究学習が初めての方でも無理なく取り組めるよう、調べ学習の方法、資料の読み方・活用法、課題設定の仕方、調べたことのまとめ方をスモールステップで学習していきます。また、受講者専用のオンライン百科事典「ブリタニカ・ジュニアサーチ for Z会」を利用するため、安心・安全に調べ学習を進めることができます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000854.000049291.html
つまりは、オンラインの百科事典を使って調べ物をしながら自分の興味のあることを調べていくというもの。
なぜこの講座をやろうと思ったのか?
今の時代、小学生も一人一台のタブレットをもっています。
調べたいものがあったら調べられる。
問題集を解く勉強も大切だけど、自分で調べて学んでいくやり方を教えたい。
そんな風に考えています。
特に息子が小学3年生になる今年、学校の授業で理科が始まります。
興味を持っていろいろ知りたいことが増えるはず。
そんなタイミングでこの「調べるひろがる探究講座」を知る機会をいただきました。
これなら、自分が興味を持ったことを自分で調べて表現・発表する力がつくのでは?
子供に話したところ、すぐに「やりたい!」とのこと。
どういうところが楽しみ?
いきものの写真とかいっぱいのってそうなところ!
ということで息子のゆづまると一緒に「調べるひろがる探究講座」の体験をやることにしました。
「調べるひろがる探究講座」の内容と流れ
講座の流れを説明しつつ、実際にやってみた様子をご紹介します。
まずはZ会さんから送られてくる教材の確認です。
- 使い方ガイド
- エブリスタディ
- エブリスタディ(答えと考え方)
- 探究シート
実際の教材の写真はこちらです。
今回は2022年度版の教材を体験しました。2023年度版は一部内容が異なりますが、各学年のテーマは同じです。
タブレットやPCなどでオンライン百科事典であるブリタニカ・ジュニアサーチを利用します。
使い方はエブリスタディの最初に記載があるので、親子で使い方を学びましょう。
百科事典なだけあって、次々とリンクをたどって調べられるようになってます。
画像もついてて楽しい!
各回目安時間が40分とされています。
ページ数としてはそれぞれ6ページなので、小学3年生の1回の勉強時間としては適切だと感じます。
カラーで絵もたくさん入っているので、息子も飽きずに読んでました。
教材を読み進めるとミッションというものがでてきます。
例えば、今回取り組んだミッションは
「魚類」「両生類」「爬虫類」「鳥類」「哺乳類」を調べて、特徴や動物の例をあげよ!
というものです。
もともと生き物が好きな息子ではありますが、ミッションという言葉に反応したのかやる気満々です。
タブレットで調べてやっていいの?
知りたい言葉があったらどんどん調べなされ
学校のテストのように教科書やノートを見てはいけないという考えがあるのでしょう。
どんどん調べてOKです!
百科事典とテキストを交互に見ながらもくもくと進めていました。
途中、百科事典で関係ないものを調べたりして興味が目移りしてましたが無事にミッションコンプリート。
答えは別冊の「答えと考え方」に載っています。
この教材は問題の方よりさらにしっかりとした内容になってると感じました。
考え方や調べ方、もっと探究するにはどうすればよいか?などなど。
答えがあっているかどうかというより、「探究心を深める」という意図を感じました。
あとこれ、「丸つけの仕方」という記載があります。
これ自分で丸つけするんや!
これまで別の教材で学習していた時は、私(パパ)が丸つけをしていたのですが、
これは本人が調べて、解答を書いて、丸つけするようになっています。
その上で、さらに調べ物を進めるといった流れです。
「答え合わせ」という言葉は使わないようにしようと思いました。
第4回の課題が、「探究シート」という提出課題になっています。
これまで調べたことをまとめるフェーズですね。
息子はコウモリについて興味を持ち、調べていましたのでそれをまとめていました。
それを付属する封筒に入れて郵送します。
※切手代は自分で払う必要があります。
今回は体験のため、実際にコメントはされませんでしたが、このように指導者からコメントしてもらえるようです。
赤字の部分が評価コメントです。
「情報収集力」・「課題設定力」・「分析・表現力」の3つの観点で評価されています。
どれも好意的に評価してくれていますが、B、Cの場合はどのようなコメントになるのでしょうか。
少し気になりました。
これが「調べるひろがる探究講座」の全体の流れになります。
探究講座をやってみた振り返り
今回、一部ではありますが探究講座を体験させていただき、感じたメリット・デメリットを共有します。
○メリット
一番大きいメリットは、何より「自分で興味のあることを調べる」習慣がつくことです。
1つ調べると新しい言葉が2つ3つとでてくるので、どんどん興味が深まっていきます。
「鳥類は飛べるからカッコイイ」
↓
「翼手類のコウモリがカッコイイ」
↓
「コウモリには魚を食べるものもいれば、血を吸うものもいる」
↓
「前腕長ってどこの部分の長さなの?」
コウモリめっちゃ調べるやん。。
自分の興味のあることを調べるので、やらされ感がないのがいいですね。
コウモリ1つ調べるなかでも、名前の由来や生態、特徴など多角的な見方が身につきます。
興味があることを調べたあと、探究シートにまとめるところはけっこう難所になります。
表や図を使って多くの情報をまとめるのはいいプレゼンテーションの訓練になると感じました。
×デメリット
オンライン百科事典なので、さまざまな単語にリンクが張られています。
次々と調査ができるメリットとともに、興味が別のところに目移りし、
何を調べているのかわからなくなったことが何度かありました。
使用するタブレットに別のアプリからの通知があると気が逸れることも。
オンライン百科事典を使う際には、環境を整えておいてあげる必要があると感じました。
また、項目によっては画像がないものがあり、Googleで検索することも。
今後継続的にアップデートされていくことを期待したいと思います。
まとめ
メリットとデメリットをまとめます。
メリット | デメリット |
---|---|
物事の多角的な見方が身につく 好奇心が強くなり、新たな学びに積極的になる 調べ学習に必要な調べ方やまとめ方が上手くなる 情報の見極め方が身につく | オンライン機能がアダとなって気が散る 画像がないものもある |
申し込み・料金について
「調べるひろがる探究講座」の申し込み期間や料金についてまとめました。
申込期間
探究講座の申し込み期間が下記の通り決まっています。
2023年4月10日(月)~8月6日(日)
申し込み時期によって教材が手元に届く日が変わってきます。
また、申込特典も用意されています。
申込締切日 | 5/8 | 6/8 | 7/9 | 8/6 |
教材到着予定 | 5月末 | 6月末 | 7月末 | 8月末 |
探究シート提出目標 | 6/30 | 7/31 | 8/31 | 9/30 |
いつ申し込んでも、ブリタニカ・ジュニアサーチを使える期限や、探究シートの郵送期限は同じです。
「ブリタニカ・ジュニアサーチ for Z会」利用期限:2023年9月30日(土)
「探究シート」提出有効期限(Z会必着):2023年10月10日(火)
料金
料金は、各3,740円(税込)です。
教材費や、ブリタニカ・ジュニアサーチの利用料を含んでいます。
お支払いはクレジットカード一括払いのみのようです。
まとめ
今回Z会さんの「調べるひろがる探究講座」を体験させていただきました。
結論として、とてもよい教材だと感じました。
自分で興味のあることを調べ、まとめる力がつく。
子供の教育にプレゼンテーション能力が重要だと感じています。
この教材でどんどん興味の幅を広げ、深く調べて、自分の知恵にしていってほしいと思います。
これからの時期、夏休みの自由研究にはぴったりではないでしょうか?
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