こんにちは、ひろちゃん@育休中 です。
みなさん家事やってますか?
夫婦で協力できているでしょうか?
夫が役に立たないと嘆いておられるでしょうか?
今日はそんな夫婦における家事の分担についてお話したいと思います。
これを読んで、夫婦で家事の分担について話し合い、お互い気持ちよく過ごせるようになると嬉しいです。
妻と夫の家事分担割合
まずは家事の総量を 100 としたとき、妻と夫それぞれが分担する割合について、過去調査からの平均値を比べてみます。
(調査回は最新が少し古いですが、2018年に実施された第6回、2013年第5回、2008年第4回です。)
圧倒的に妻の負担割合が大きいことがわかります。
年々夫の割合が少しずつ増えていますが、夫婦差はまだまだ依然として大きいですね。
次は年齢別に見てみます。
高齢世代になるほど、妻の負担割合が高くなる傾向があります。
これは高齢世代においては専業主婦の割合が高いという意味合いと、
子育てが必要なタイミングでは夫が家事を手伝う傾向にあるということが見えます。
しかし、子育て世代が多いと思われる39歳以下のおいても全体の80%以上の世帯で、妻が6割以上の家事を担っているということになります。
夫婦がどれくらい仕事にでているかによって割合が変わってくると思いますので、従業上の地位別にみてみましょう。
男性のみなさんは心して見てください。
妻が常勤(フルタイム)で働いている場合でさえ、80%以上の方が家事の6割以上を負担しているのです。
半数が8割以上の家事をやっているのです!
役に立たない夫と言われるわけ
これまでのデータで夫が家事を行っている家庭が圧倒的に少ないということがわかりました。
しかし夫も何もやっていないわけではありません。
7 種類の家事(「ゴミ出し」、「日常の買い物」、「部屋の掃除」、「風呂洗い」、 「洗濯」、「炊事」、「食後の片付け」)について、妻と夫の家事遂行の頻度を調べた結果があります。
一番多いゴミ出しでも、48.6%の人しか週1〜2回以上実行していないということです。
個人的な感想としてはゴミ出しとかついでにできるもんだし家事といっていいのか?と思います。
夫が得意とする家事って何なんでしょうか?
これは妻の家事遂行頻度のグラフです。
つまり夫はゴミ出しは割と得意だけど、洗濯・炊事・食事の片付けは大嫌いということになります。
これは別に妻が好きというわけではないでしょう、誰かがやらないといけない皺寄せが妻にいっているということです。
見えない家事について夫はどのくらい分担しているのか
家事には前述の明らかなもの以外に「見えない家事」と言われるものがあります。
具体的には 5 種類の 「見えない家事」(「食材や日用品の在庫の把握」、「食事の献立を考える」、「ごみを分類し、 まとめる」、「家族の予定を調整する」、および「購入する電化製品の選定」)についての分担を見てみましょう。
一目瞭然ですが、妻が担っている割合が非常に高いです。
夫はゴミ出しを手伝っている気分になっていても、そのごみを分類し、まとめているのは妻というパターンも多いのでしょう。
料理にいたっては、食材の在庫を把握し、献立を考え、調理・片付けまでを妻が担っているケースが多いということです。
この見えない家事については、ちょっとだけ手伝う・一時的に手伝うということが難しいため、中途半端な覚悟では手を出せないのでしょう。
「購入する電化製品の選定」には多くの夫が関わっていることから、お金に関する決定は夫の合意が必要という構図が浮かび上がってきます。
夫が会社で仕事をしており、収入のメインが夫の給料であることが多いということです。
夫に家事をやらせるためにはどうすればいいか
結婚する以前、一人暮らしをしていた男性は、一通りの家事ができる可能性が高いです。
しかし、結婚した途端に家事をしなくなる男性がいることも事実です。
その背景には、男性の給料の方が女性よりも高いことが多く、「俺の方が稼いでるんだから妻が家事を多く負担するのは当然」と思っている人が多いことが挙げられます。
そのため、単純に「料理は私がするから、掃除・洗濯はあなたね」みたいな単純な分担の提案は逆効果です。
おすすめの方法は、まず一緒に家事をこなし、徐々に一人で対応させ、習慣化させることです。
いきなり「洗濯お願い」と言っても、大切なニットを通常洗濯されて縮んで不幸になるだけです。
相手を子供だと思いましょう。
普通の洗濯から初めて、ドライや手洗い、風呂水利用や、洗濯ネットなどのオプションをつけていきましょう。
一人で任せられるようになったら、多少の失敗には目を瞑りつつ任せましょう。
もちろん感謝の言葉をかけてあげることも大切です。
- 夫婦(ときには子供も)一緒に家事をさせる
- 指示にならないように一つ一つ丁寧に伝える
- 感謝の言葉を忘れずに
男はある程度できてくると、色々ネットで調べてやり方を工夫したり、効率化したりするのが好きな生き物です。
最初は子供に物事を教えるつもりで教えてあげてください!
かならずや役にたってくれることと思います。
ポイント掃除はオススメですよ!まずはちょっとした家事からやらせてみてください。
夫は妻のことを思いやって積極的に家事を引き受けよう
妻は毎日、自分の仕事が終わったあとに家事の大部分を引き受けてくれています。
パートだから、時短だから、会社での責任が自分より小さいから、などの理由で家事を押し付けてはいけません。
仕事で疲れているのはお互い様。
一つずつでもできる家事を増やしていきましょう。
熟年離婚されてしまって残された家事のできない夫は目も当てられません。
そうならないためにも、今からちょっとずつ家事をこなしていきましょう。
一つ一つの家事をこなせるようになってくると、効率化グッズを導入してみたり、付加価値をつけてみたりと楽しくなってきます。
ゲームを攻略するような気持ちでやりましょう!
家事の分担について一度夫婦で話し合おう
家事の分担は漠然と決まっていることが多いです。
なので、勝手にこれは自分、これはパートナー、という分担ができてしまっています。
勝手に思い込んでいるもんだから、やってなかったり中途半端だとイライラしたりしてしまいます。
お互いにやってもらっていることに感謝を忘れないようにしないといけませんね。
感謝を忘れなければ、しんどい時やどうしてもやりたくない時は、相手にお願いをしましょう。
日々の信頼関係が築けていれば、必ず手を貸してくれたり替わってくれたりすると思います。
相手がつらそうなら、自分からすすんで家事を引き受けましょう。
二人ともめんどうになったら、一旦おいて外食でもいきましょう。笑
大切なのは、相手がやって当たり前という思い込みをしないことです。
Twitterでのみんなの声
Twitterで夫の家事に対してつぶやいている人の声を集めてみました。
やはり人によるところが多いです。
積極的に家事に参加してくれる夫、言ってもしない夫。
離婚理由にもなりますので、家事をしない夫はご注意ください!
もちろん夫ばかり家事をしている場合の妻も要注意です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まだまだ妻に家事を担ってもらっている家庭が多いことがわかったと思います。
就業状況や家庭の事情、夫婦の性格など色々な要素があるとは思いますが、家事を担ってくれるパートナーには感謝しないといけないなと思います。
共働き家庭も多いと思いますので、お互い気持ちよく家事を行えるよう、パートナーに対する思いやりの気持ちをもって生活して頂きたいと思います。
本サイトの統計情報は、人口問題研究所の全国家庭動向調査結果を基にしています。
https://www.ipss.go.jp/site-ad/index_Japanese/ps-katei-index.html
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